健康への効果

小麦パントエア菌由来LPS(Somacy-FP100)の安全性について

執筆者名:Kirt R. Phipps, Christina Sulaiman, Ryan Simon, Shivakumar Holalagoudar, Chie Kohchi, Yoko Nakata
論文名: Subchronic (90-day) toxicity assessment of Somacy-FP100, a lipopolysaccharide-containing fermented wheat flour extract from Pantoea agglomerans
雑誌名:Journal of Applied Toxicology
発行年,巻号:ページ: 2020,1-11.
URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32346895/

Pantoea agglomerans由来のLPSを含む小麦発酵抽出物 Somacy-FP100の亜慢性(90日)毒性評価

背景/目的:
Pantoea agglomeransはグラム陰性菌で環境の至る所に存在する。
Pantoea agglomerans由来のLPSを含む小麦発酵抽出物(Somacy-FP100)は、健康的に年齢を重ねるために、食品成分としての使用が提案されている。
以前発表されたSomacy-FP100のin vitro試験では、遺伝毒性が無いことが報告されているが、亜慢性毒性試験はまだ行われていない。したがって、食品成分として使用するためにSomacy-FP100の安全性を実証するため、ラットで90日間の強制経口投与毒性試験が行われた。

方法:
雄および雌のHan Wistarラットに、溶媒(コントロール)またはSomacy-FP100を500、1,500、または4,500 mg / kg体重/日で、10 mL / kg体重の投与量で少なくとも90日間投与した。

結果:
最高用量である4,500mg/kg体重/日において、被験物質に関連する有害な臨床的兆候、体重、摂餌量、または臨床病理への影響は観察されず、被験物質に関連する肉眼的または顕微鏡的所見はなかった。

結論:
以前に報告された遺伝毒性に加えて、亜慢性毒性も無いことで、Somacy-FP100の食品成分としての安全性が証明された。

論文

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