健康への効果

酢酸菌の経口投与による花粉アレルギー抑制効果

執筆者名:HIROYUKI INAGAWA;TAKASHI NISHIZAWA;CHIE KOCHI;SATOKO AMANO and GEN-ICHIRO SOMA 論文名:Pollen Allergy Suppression Effect by the Oral Administration of Acetic Acid Bacteria (Gluconacetobacter hansenii). 雑誌名:Anticancer research 発行年,巻号:ページ: 2019, 39: 4511- 4516. URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31366553

酢酸菌の経口投与による花粉アレルギー抑制効果について

背景/目的:Gluconacetobacter hansenii(G. hansenii)は造酢に使われている酢酸菌の一つである。本酢酸菌菌体の経口投与によるのマウスモデルでの抗アレルギー効果(スギ花粉症)を調べた。

材料および方法:LPSの量は、リムルス反応によって評価した。 スギ花粉およびアラムを腹腔内後、スギ花粉を鼻腔内投与した。アレルギー感作を血中IgEで確認後、30または150 mg / kg体重の加熱酢酸菌をゾンデで経口投与した。 抗アレルギー効果はスギ花粉を鼻腔内に投与し、鼻描き回数を測定した。また、感作開始より8週目に、血中のIgEおよびIL-10レベルをELISAで測定した。

結果:乾燥酢酸菌のLPS含量は10.4±3.3 mg /g(乾燥菌体重量)だった。 マウスのスギ花粉症モデルでは酢酸菌菌体(30、150 mg/kg)を経口投与した両グループの鼻掻き回数の有意な減少が観察された。150mg/kg投与群では血中IL-10が有意に増加していた。

結論:酢酸菌(G. hansenii)菌体にはLPSが含まれていた。その経口投与は花粉アレルギーマウスモデルの鼻症状を大幅に緩和する抗アレルギー効果を示した。

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